海はもう春?

午前中の予定で、海に出ました。穏やかな三連休、3日目までお天気がもったのは僥倖と言えましょう。 
しなければならないことをして、大事な順にやりたいことをして、順番が来たら海へ。 昨年進水式をした海の知人はもうかなりの長きにわたって海に出られず、ブログにいろいろ書いていたけれど、人にはそれぞれ時期に応じた役割があるから(←NHK篤姫の受け売りか?!)それをねじまげてまで海に出なくちゃならないとか、出てないと引け目を感じるとか、そんな必要全くないと思うよ>元神田支部長 
さて。 この冬は一色発・上限2時間。 目指すところは、身体と気持ちを海から離さないこと、勘を保持・・・せめて落とさないこと、海に対する恐怖感を持たないようにすること。 なんたって遊びなのだから、頭で考えて頭から無理すると絶対嫌になってしまいます。
下水道工事中の一色海岸アプローチは工事現場で、艇を出すのが大変、と思っていたら艇庫会員の方が手伝って下さいました、ありがとうございました。 人の手を借りていうのもなんですが、やはり一色はアプローチが楽です。 波風が少しでも上がると相当緊張する海岸も、今日は波なしで楽々。 ただ、砂浜が波打ち際からどすんと下がる感覚を忘れていて、出る時少し緊張しました。 で、風は、ある。 気をつけます。
とりあえず堤防まで行って、通りがかったパドルボーダーさんと一緒に水路を抜けて大浜へ。 いいお天気なのに誰もいません。 久留和へ戻るボーダーさんの後についていこうかなーと思うも、もう少し風に対する耐性に自信がなく、一度長者のお池で小休止、全体のうねり・風の具合、真名瀬方向をじっと観察。 行けそうなので森戸を目指すことにしました。 
小磯沖でおそらくKKスクールの皆様とすれ違い、たまに強くなる風をきって真名瀬水路。 穏やかな日差しで海の透明度が素晴らしく、茂る海藻の下、海底の白い砂がはっきり見えます。 風はあるけどうねりがない、そんな時にはこの水路は出入り気をつければ結構安心な場所、ゆっくりひとりでうろうろ。 森戸側、抜けると結構風が強そう、んー。と見て、振り向くと誰かこっちに来ますねえ、じゃあ、じゃまにならないように行きますか。 出てみれば思ったより(これまで経験した中では)風は弱く(=漕げなくなる恐れは今のところない)、進路を森戸でも菜島でもいいように進んでいると後ろから私を呼ぶ声、PSでしたー。 海上で会うのは久し振り、SHORELINEペア復活。 以前もここ二人で漕いだよねー。 菜島に向かうPSについて、とりあえず鳥居の岩へ。 今日はこれから潮が引くので、菜島の水路の一部は浅くなっててもう通れません。 少しばかりおしゃべりして止まっていると、吹き流される2艇、漕いでいないと風って強く感じられますね。 ああ、でもなんてきれいな春の海。 金色!
お昼ごはんを積んでいない私はここで一色帰還、PSは森戸へお昼に上がるということで、はやお別れ・・・・「じゃあまた、汐入にお味噌買いに行くね〜」も少しましな別れの言葉はなかったんでしょうか>自分・・・
一色への戻り、右からの吹き込み風は心なしか往路より厳しく感じられたものの、うねりがないので振り回されることはなく、まっすく真名瀬水路へ入れました。 進みながら、スケグを出したりしまったり、どっちが自分的に好きか考え考え漕ぐ。 今日はスケグなしのほうがよかった・・・・けど、なんでだろ?
水路を抜けて一色を見ると、プライベートツアーに出発するうみうし様ご一行が出艇するところ、ついていくと時間なくなるし、これで帰るのもつまんないし・・・と一色湾内を斜めに横切るも、少しグループに追い付くには距離があったので結局それはあきらめて、どうしようかなあ。 と立ち止まって沖を見ると、そこには見たことのあるカヤッカーの影、恐らくナイトに乗ったDYさんが森戸へ向かってまっしぐらに戻るところ。 声が届く距離ではなく、私がDYさんに追い付こうとすると結局森戸海岸まで戻っちゃうから、今日はここで漕ぎ止めることにしました。 やれやれ。
正味1時間半程度、私としてはやや風が強めの海でしたが、1か月ぶりの海としては快適、日差しは春の暖かさで、輝く海を十分堪能することができました。
艇庫に戻ると、この冬一度も顔を見せなかった某会員さんも来ていたことがわかり、マリオンよかったねー、と艇をねぎらう。(だって3か月以上ラックに放置・・・) これから暖かくなるんだから、もっとお会いしたいものです>某オーナー。
日陰茶屋で和菓子を買うというミッションも無事こなし、自宅に戻って片付け・洗濯を完了すると、身体に広がる心地よい疲労感。 夏と違って寒さで体がかたまった分がこういう結果になったと思うと、やはり冬場は安全第一でいくべしと改めて気持ちを締め直す。 来週も来たいですー、ってYSMさんに言ってみたけど、さて今度はいつ海に出られるかな、私?