人生初!シーカヤックマラソン参戦 at 第7回全国伊勢エビ:その1

まさか漕ぎませんよね。 みんなそう思ってたと思います。うみうし様をはじめとする所属艇庫の方は120%そうだったと思う。 海猿の皆さんは多分半々? ローズFJさんくらいだったと思います、絶対私は漕ぐべき、と思ってくれてたの。 ありがとうございます、そそのかしてくれて>FJくん。 ありがとうございます、心配しながら最後までゴールを待っていてくださった>海猿レースチームの皆さん。 まさかこの私が人生で初めて完漕するシーカヤックラソンが伊勢エビになるとは、行くまで、漕ぎ終わるまで、思ってもみませんでした。
集合・世田谷、朝4時スタート。 人生初・都内走行だった私のヴィッツも、走りやすい第三京浜とICから程近い待ち合わせ場所のおかげで大した苦労もなくローズ邸前に時間どおり集合。 ベルさんも軽トラでがたがた登場、予定時間にローズ車へ3艇積んで、無事伊勢へと出発〜。 120K走行のおかげで受付の1時間前に会場の桟橋がある五所が浦港へ到着。 秋晴れ・快晴、それはそれは美しい伊勢の海、でも風が強い! 予報でも午後の風速は最大9と出てました。 三浦では結構あたるマピオン予想、きっと三重県でも当たるんだろうなあ。。
急いで昼食とって、受付済ませてゼッケンいただき、やる気満々のベルさん・ダイさんにひっぱられるようにコース下見に出発。 この頃大師匠様が別の車で到着されるもきちんとお話するヒマなし、とにかく初のマラソンコースをしっかり覚えに行かなくちゃ! ローズFJくん、きっとベルさんの後を追ってがーーっと漕ぎたかったはずなのに、あえて私についてコースをきちんと教えてくださいました。 
ルートを正しくとるための目標物は、何か。 常に遅れ勝ちな私にとって、これは命にかかわる大切なこと。 ルート上の危険物は何か。 これもまた常にひとりになりがちな私にとって、死活問題です。 網は? 岩は? 浅瀬は? でも。 この五所が浦湾の問題って、ほんとはやっぱり「物」じゃなかった。 そう、風。 ほんとはこれに、うねり。 とにかくすごい向かい風でした。 湾の奥から湾口に向って吹き出す風は、以前Y角さんにその威力をうかがっていたものの実際に体験してみるとそのパワー、想像以上、っていうか、人生2番目に厳しい風、切れず断続的に、一方向からものすごい勢いで襲い掛かってくる。 (一番目はうみうし東伊豆ツアーの時に体験、このときは大師匠様が一緒だったので大丈夫でした) 風が吹き続けるうちに起こる風波、風波が盛り上がりそのトップが風でちぎれて吹き付ける! 久しぶりでしたよ、こういうのって・・・・
帰着時間を区切って本当はみな第一転回点まで行こうと考えていたんだけれど、まずかめさんが離脱帰着、ベルさんダイさんも転回後の風の吹き出しを気にして早めに戻る中、楓2号をぐるっとまわってFJさんに連れられた私も戻ろうとするも、、向かい風にてこずり距離からは考えられないほどの時間をかけて出発地点の桟橋へと帰着。 時間がかかりすぎたため、説明会・BBQまでにお風呂に入るヒマがなく、着替えて着たままでバスに乗り説明会会場へ向う・・・ああ、女子としてはもう少しきれいにしたかったんだけど、、ま、今更ですかね・・・
町を上げてのシーカヤックラソン、説明会でも役場の方が応援をしてくださいました。続いて、うちのショアのふるさと、PドルコーストはY角さんのコース説明。 このときの説明できちんと聞いておくべきポイントがほんとはあったんだけれど、この時点で私は全くそれに気づかず、まとめてさらっと流してしまい、次の日海の上ですっごく反省したんだけど、それはまた後でじっくり。
続いて伊勢海老BBQ。 もとは私これだけのために来る、はずだった、、はずだったんですけど・・・ひとりあたりの割り当ては海猿掲示板にストームさんがかかれたとおりなのでここでは割愛しますが、新鮮伊勢海老・クシにさされてもばたばた。 炭の上で焼いてる間もかなりの間動き続けておりました、一人一匹なんて生まれて初めてかも、おいしくいただきました! 来年は熱いエビもっても大丈夫なように、BAJAの皆さんのように軍手もってこようっと。。なんて思った。 ご飯なしで干物だけ、はちょっとつらかったかな?? とにかく、思い切りおなかいっぱい海の幸をいただき、ビンゴゲームで山盛りのみかんを当てました。 あとは寝て起きて漕ぐ、だけ、、なのか?! とにかく、テンション高いBAJAの皆さんと一緒に宿へ戻り、即座に就寝。 同じ宿に女性宿泊客がなかったため、男子校の寮にひとりで紛れ込んだ女子、、な気分の一夜でした。 さて、明日はどうなる?!