モノはいらない

新しいパドルの組み上げを初めて見せていただいた。 シーカヤック界はひとつひとつが手作り、伝統手工業・匠の世界と聞き及んでいたものの、あそこまでとは! どこまでがあそこまで? 内緒です。 とにかく、面白い体験でありました。

昨年の日本縦断時、身体の一部として連れまわったATパドル。 来るまでにあったすったもんだ、値段の高価さ、到着までの待ち時間。 いや〜・・・(遠い眼・・・)。 とはいえ、Palmフルドライスーツ・identサングラス・Sweetヘルメットと並び、私のカヤッキングには「不可欠」の「身体の一部」だ。

クセの強い道具だ。 どんな高名なアウトフィッター代表の方でも、手にしたこともない、って方が多いというのを、雑誌「Kayak」で読んだ。 昨日パドルを組み上げた方が「初めて手にした時の印象」を身体で再現してくださった(爆)んだけれど、・・・はい、きっと皆さん全員がそんなふうに感じられているのだと思います。 エルゴシャフトの設計思想、シャフト自体の細さ、軽さ、ブレードの大きさとか形。 私には今は「これしかない」モノだけれども・・・

カヤッキングに必須な道具のほぼ全部が揃った今、携帯電話・パドルフロート以外にはもう悩むものはないはずなんである。 でも、パドルだけは気になるの〜〜!

という気持ちがワガママなんだろう。。 「買い物症候群」の片鱗をシーカヤックに持ち込まないこと!! これは今年の自分に対する戒め、だ。

まず「うちの子」と「一色・葉山・逗子・三浦」ときっちりつきあう。 ひとりでちゃんと海に出て・帰ってこられるように、なる。 「モノがいっぱいにたまると、自分の中に新しいモノが入る余地がなくなって、幸せになれないよ〜」友達も言ってるし。。

モノはいらない。 経験と勇気を! 森戸の神様に、昨日お願いして参りました。

<注>免責事項
   サングラスident、今年、軽量化モデルが発売に。
   Finetrackアンダー、すりきれてぼろぼろ。
   以上2点については、買い換えの予定!!