それは海が教えてくれる

最近「藤堂平助」な気持ちである。 ・・・・わからない方は、一昨年の大河ドラマ新撰組!」を参照されますように。 ちなみに、ドラマで藤堂平助を演じた中村勘太郎くんは、私が最も愛する若手歌舞伎俳優だ。 大名跡の跡取りだけど、お父さん(勘三郎さん)とは一味違った真摯でキレのよい演技はいつ見ても素晴しいし、女形を演じれば私なんか足元にも及ばないほど色っぽいし・・・・そして、踊りがまたすごい! 日舞なんだけど、グルーブ感があるの! 大好きです。 
さて、、
雑誌Kayak最新号が提起したある問題意識を正面から受け止めて、真摯に自分たちの意識改革へと結び付けようとしているグループがたくさんあることに、気づく。 カヤッカーのヒヨコとしての私も、師匠Kさん(注・グレートマスターKW導師にあらず)にいつも、「ここで一人事故で亡くなったら、この業界終わりだから」と何故かずっと言い聞かされて育った(・・・気がする)。 昨年12月、人生初レベルのケガをおしてまでJSCAの検定を受けたのは、そんな問題意識を共有できる「仲間」を探すためだったのかもしれない、と今は思う。

結果として、検定会は私に新しい扉を示してくれた。 扉を開けたのは私だけれど、背中は師匠が押してくれた(と思ってる)。

さて、私はこれからどっちへ進むのだろうか? 昨日まで実はいろいろ考え続けていたのだけれど・・・・「それは海が教えてくれる」、そう思う出来事があり、もう考えるのはやめた。

ただまっすぐに、人と海に向かい合う。 そうすれば、行く先は自然と見えてくる、今はそう信じている。