稽古サイコー!

tomboy72005-11-17

一対一稽古デーである。 そして新調したPalmフルドライスーツのデビュー戦でもある。 空は快晴、オフショア風4−6がなんかちょくちょく方向を変えながら吹いてた。 雪を被った富士山は、日が昇るにつれいつの間にか見えなくなった。 さーて。 やるぞー!! 

と思ったら、いきなり「ミニサーフ講習会」に・・・長者下、美味しんぼでも紹介された、今はU田さんのホームフィールド、で「じゃあちょっと乗ってみようか」 えええ?! あの、身体慣らしに漕ぐだけじゃなかったんですか、師匠ーー!! 

一番大きい時で腰までの波、、っていっても、1時間で2セットくらい、あとは膝くらいの波が断続的に来るところで、波に乗るタイミングの計り方と艇姿勢をじっくり習う。 波待ちの間にドローとスカリング講習。 (ドローのコツ、引き切ったところで一旦止めてブレードの向きを帰る、忘れません!・・・・目が開いた感じ。)  ポイントの探し方(陸上のどこかとどこかを結んだ場所に的確に入る)がこんなにむずかしいとは知りませんでした・・・2度沈脱した後は、何とか半分くらい波に乗って、傾いた方向にブローチング、楽しいレベルのスピード&ターン。 裏の波にも飲まれませんでした。 楽しー!! 次回はなんとか、沈してもセットしてロングで起きるようにしまする。 

・・・午前中は、こんなお楽しみであっという間に過ぎた。

で、午後。 今日はとにかくできないものだけ集中的に教えてください、って言ってあったから、まずロール。 「まーだゴーグルするの?」って言われましたが、できるためなら手段は選ばないのが私。  とにかく上がんなきゃ、カッコいいも悪いもないもん。 で、ロング。 すんなりOK。 続けて8回くらいやって、途中考え始めたら上がりにくくなったけど、よーく説明を聞いて落ち着いて動くようにしたら、滑らかに上がるようになってきた。 しめしめ。 次はショート。 ちょっとかくかくした感じだったけど、やっぱり一発OK。 ロングの体の回し方を意識してやったら、相当綺麗に上がった回もあった。 こっちも8回くらい練習。 ・・・ロール上がってるじゃん・・・嬉しーー!!

次は、徹底的にスカリング・左右。 その後、徹底的にドロー・左右。 右は結構動く時が出てきた。 体の向き、ブレードはどっちの手でどうコントロールするか、艇が変な方向に動き出したらどうするか。 言われればわかるんだけど、多分まだ自分ではすぐにはできないかも。 練習、練習。。 

ボートコントロールで一番大事なフォワード。 最近、自分の漕ぎ方がなんか違ってるって思うことが多かったので、これもきちんと修正してもらった。 私は「手を身体にひきつけすぎ」。 いらん後ろの方までぐぐーっと引いてた。 以前Gさんに「Oは引きすぎ」って言われたのは、そういうことだったのか〜! ローテーションとこの正しい型を連携するのが大変だったこと・・・でも、覚えたよ。 バックワード。 パドルの入れ方、方向の見定め方、進路がずれたときの調整。 目からウロコが落ちっぱなし。 スイープ(リーンかけて)、バックスイープ、その場回転。ずーっと昔、まだ私がベーシック1クラスに出た時、確かに習ったことをもう一度教わりなおして思い出す・・・そう、パドルは艇の外に出すんだった。。

ふと気がつくと、海は夕焼けに染まって、太陽は今にも水平線に近づきそう。 「じゃあ、検定の科目どおりに、とおしてやってみるか」 フォワード、バックワード、ローブレイス、その場回転、ロングロール、ショートロール。 ひとつひとつのワザの、アピールするべきポイント(=どこが重要なのか)。 全部覚えてられるかわかりませんが、意識しないでもそれらができるようになります・・・!

スクリューロール、ハイブレイス、S字走行は残念ながらきちんとできなかったけれど、一日みっちり一対一で稽古をつけていただけたのは、何にも勝る喜び。 自分で「こうなってればできてるんだ」ってことがわかったのが、多分最も大きな収穫。

ありがとうございました、K師匠

海から上がって、コアショップに戻り、Yオーナーに検定受験やギア持ち歩き用バッグの相談。 今のところ、検定受験者は全部で7名とのこと。 とにかく、肝試し肝試し。。 できるところまで、今の私をみていただこう、と改めて決心した。

稽古サイコー! 苦しむのが趣味か〜?!って支部長に突っ込まれてましたが、結構な間苦しんだ後、こんな嬉しい日が来る、っていうのは、やっぱこたえられませんっ!!

帰ってギアの後始末をした後鏡を見たら、なんか妙〜に嬉しそうな自分の姿。 この調子で、月末のサーフツアー→検定会、って行けたらいいな。