冬の足音が

tomboy72005-11-12

空がとても綺麗な日だった。

毎週海に出る、と昨日書いたくせに、体の調子が全然戻らないので、結局今日は「カヤックで」海には出なかった。 そ。 車でびゅーんと、久留和海岸へ遊びに行っただけ、お茶持って。 これは、「あり」です。

本日のスクール、ベーシック2ご参加の3名の艇が並ぶ海は、確かな冬の訪れの証拠、透明度が増していて、かなり深いところまで目視ができるくらいになっていた。 突堤からずっと晴れ渡る空を見上げていると、雲の流れで風向きが刻々と変化しているのがとてもよくわかる。

遥かに尾が島を見渡す。 凪で穏やな海。 オフショアの風が強まってきているのがちょっと気になるかな?  この海にこれからひとりで漕ぎ出すのなら、さあ、どうする? どこを通る? 何に気をつける? どこまで行く? いつ頃帰ってくる? ゆっくりとひとつずつ、考えを巡らせる。 

・・・・今は、遠い島や海外に行く必要なんかないや。 だって、ここでこんなに綺麗な風景を、掌の上に大切に乗せるように見守ることができるのだから。

今年新調したドライスーツはまだ未使用・ぴっかぴかだ。 水を弾く、水が入らないのはいい。 でも、つっるつるのぴっかぴかなのはなんだか恥ずかしい。 早くこいつを着て何度も海に入って、ちょっと年季の入った道具、って感じになるまで使ってやらなくっちゃ!