Mystic

レスキュースクールは、約1ヶ月ぶり。 少しのうねりも入ることのない南島町贄浦と違って、久留和は波もうねりも風も、それなりにいろんな入り方をする。 それが難しいんだけど、今の私にはそれが一番面白いと感じられるポイント。 やっぱり一度ヒデキに巻かれるとそんな気持ちになる運命な人は、なるんでしょう、、
7月からしっかりコアでいろいろと習い続けてきたので、いい復習になるかな?なんて思ってもいた。

本日のスクール参加者数は、B2=7名、レスキュー=6名、インストはY口オーナーがレスキュー、B2がK下さん。 なんと!他のスタッフが全員お休みのため、お二人だけでのスクール催行、シングル艇15本が並ぶ壮観な久留和海岸! ツアーじゃないんですよ。 いや〜、大変・・・まあ、これにへばるコアではありません、先日は、先生10名、生徒38名、総員48名なんていう体験スクールとB1スクールを同時にやったりもしていますから・・・

今日のスクールでとっても嬉しかったこと、それは、ツアーでよく一緒になるWKどん「初」レスキュークラスに参加だったこと! 長い間「沈」が怖くてレスキューをやってなかったのだけど、IK兄いの説得などもあり、とうとうスクールへ! Y口オーナーもIちゃんも、驚きつつ喜んでた。(実は、よそのクラス持ってたMKも〜)

レスキュークラスの反省は、明日に譲るとして、今日私の中で最も印象的だったのは、「Shoreline以外の艇に楽しく乗れた」こと! それがタイトルのMystic。 この艇、Shorelineを小さい人向けに改良したもの。 Shorelineより短くて、ちょっと回転するのも好きなヤツ。 とりまわしがよい、というのが売りだったのだけれど、今まで私の中ではよい印象がなかった、、だって、まだ漕ぐ力が無かった時期、この艇で「ただひたすら風に吹き流される」辛く悲しい経験が2回もあったから・・・・・ 「カヤックやめようか・・・」という私の弱音に、その後スクールではずっとShorelineに乗らせていただいてきたのだけれど、シングル15名の今日、本当に久しぶりに艇がMysticに振り分けられた。
不安でしたとも!
何せ、海人に行く時も「ぜひShorelineに乗せてくれ」と頼み、パドルコースト行く前も「いつも練習はShorelineでやってます」と自己主張し、かたくなに同じ艇で練習を続けてきた身としては、海が穏やかだったとしてもなんか不安になるもの・・・今、「ただの我が儘」と思った方。 そのとおり〜〜。。
乗り始めから15分は、とにかく勝手が違って、身体中が戸惑っていた。 フットペダル踏む感覚がとにかく一番違ったから、力が上手に入らなかった。 尾が島まで身体慣らしに行く間中、いろいろ考えちゃってました・・・・
でも、セルフレスキューやって、何度も行ったり来たりして、艇を廻してゆくうちに、身体に馴染み始めるとこれが、軽くてよく廻ってくれて、何よりよく進む! わーい、面白〜〜い! 調子に乗って、スクールの間中、Y口オーナーに遅れまいとスピード出して漕いでました。。 付いていけるシーンが多くて、またびっくり。

以前K下さんに、「艇を操るのが上手になるにつれて、いくらでも、いろいろな艇をいろんな状況で上手に乗りこなすことができるようになるから」と励まされたことはあったのだけれど、正直あまり信用していなかった。 ごめんなさい! ほんと、もしかしたらそのとおり、だったのかも?!

自艇を持つ予定がまだまだ当分ない私としては、これからもこうしていろんな艇に乗ることになる、だろう。 そういう風に練習させられる、と思う。 怯えずくじけず変な先入観を持たず、これからも新しい艇との出会いを楽しんで行けたらいいな。 そんなふうに思った、一日。