こんなに楽な海は初めて・・・往路

ちょっとでもうねると相当イヤーな感じの久留和港外も、進み行く相模湾も、とにかく鏡のように穏やかで静か。深さのある場所では波すら感じられず、湖の上を漕ぐようにさくさくと進んでゆく。
東京湾でシングルを漕いだ時には無理だった「漕ぎながらの写真撮影」も、何とかこなせる余裕ぶり。 先日たたきこまれたリーンだのローブレイスだのは、多分海上でバランスを取る「私の身体と重心をとるお尻位置と頭」だけで調整していたらしく、自分自身は「フォワードストロークをまっすぐ進ませる練習会」のような感じで、延々と漕ぎつづけた。(左がこの日も最後まで変だったとの講評(マ談))
海上で集まっての休憩を何回か繰り返し、沖の灯台で記念撮影をしたりなどするうち、あっという間に城ヶ島大橋が見える位置まで進み(といってもこれで2時間超は使っているけど)、先日ツアーが中断となった場所へとたどりついた。
穏やかなんである。 同じ海なのに。 先日程になるのは荒れた時のこととはいえ、普段でも「ちょっとイヤ」な感じの海域のはずが、ツアーメンバーがかたまってウエアを脱いだり(とっても暑かったから)煙草吸ったりできる、なんて事の無い海・・・・・
前夜「あそこをまた越えるんだ〜・・・」とちょっとうなされたのはいったい何のため?っていうくらい、違った海の表情・・・・これではリベンジにすらならず、とっても有り難かったんだけれども、前回程度に海況が荒れた時にもう一回来なきゃ、、と思ったチャレンジャーな私。