ビデオで自分のパドリングを見る
夏からコアでカヤックを始めた友人が3回目のb1に来るため、前夜わが家に泊まった。 この週末は、本当は日曜のツアーだけに出たかったんだけど、連れて行って私だけなにもしないわけにもいかないから、「ビデオⅡ」というスクールに出ることにした。 でもこれ、何するのかなあ?
本当なら、金曜夜と今日夜はドラマ「Dr.コトー診療所」(続編)の前後編があって、実はとっても見たかった。 んだけれども、これを見始めると他人と話せる状態じゃなくなるので、泣く泣く「知らなかったこと」に。 で、サーフィンのDVD(Thicker than water , Red Water)とかロールのDVDとかを見て、早めに寝た・・・後編は絶対見なきゃ〜・・!
ビデオのクラスは、私のほかに2名の参加者、前田さんと江田さん。立派な経験者&常連さん。 私なんか足元にも・・・・ただ、今年コアに来た回数だったら、負けないかも?!(勝ってどうする・・・)
江田さんは、今期新調した素敵なドライスーツを着てのご参加。何と15万円以上する、高価なウエアだそうだ・・・・かっこいい!いいな〜!!
インストラクターはマッキ〜とかばちゃん。
パドリングの基本である次のストロークを午前中に復習して、午後はそれをビデオ撮りして、講評をいただく、というスケジュール。2時すぎには海から上がるので、身体は楽なはず・・・・・
- フォワードストロークでまっすぐ25メートル進む
- パドリングボックスを常に意識して、「膝の上」で廻す感覚でちょうどよい位置になる人が多い。身体は腰からというよりは脚から廻す、意識で。これがどえらく難しい・・・・でも、前田さんはすっごくきれいにできていた。
- そこからリバースストロークでまっすぐ25メートル戻ってくる
- リーンをかけながらスイープしてその場で円形一周する(左右)
- リーンをしっかりかけよう!身体はしっかり廻そう!片側だけのスイープでもローテーションを意識してパドルを廻そう、水面に入れよう。
- リーンをかけながら、スイープ・リバーススイープでその場一回転(左右)
- 同上。リバーススイープは、リバースストローク同様、ブレードの角度とブレードを動かす速度に注意。
- S字で前進(リーンをかけながらフォワードストロークで進む)25メートル程度
- どっちにリーンをかけたらどっちに曲がるのか、ちゃんと意識しよう、、なんて思っているのは私だけだったようだ・・・・
- ローブレイス(左右3回)
- シャフトを掴む位置、シャフトを支える腕の角度に注意。 水面にブレードを打ちつけるというよりは、ブレードで水面の抵抗を感じて、それに体重を乗せる感覚で。ブレードを水面に当てる時に、こぶし2つ分くらいパドルを外に出す、、など。。もうこのブレイスの奥深さよ・・・・このことは、翌日じっくりみっちり思い知らされるのである・・・・(予告涙)
- ハイブレイス(左右3回)
- 波の無いところでハイブレイスの練習をする意味が、私にはどうしてもわかんないんだけれども、高波が来た時に慌てないように、肩をはずさないように、ブレードの表面で波によっかかる、、ということを練習してるんだろうなあ。この技はロールに繋がっているからとても大切なんだけど、私はどうしても苦手。。
- スカーリング(左右3回)
- ATパドルに換えて、初めて水中でブレードを動かせるようには、なった。だからといって、艇が動くわけでは、ない。 ブレードを入れる位置・ブレードの向き、水中でのあおり方に注意。 そうしたら、いつかはできるようになる・・・といいな〜。
- ドロー(左右3回)
- これもATパドルに換えて、やっと形だけはできるようになった。まだまだ修行が大切・・・・・
- ロール(できる人のみ。 種類は、好きなだけ・・・・)
- 私はまだ上がらないので、免除された。マッキ〜のロールを見ていると、「出来る人にも、出来る人の悩みがあるんだ・・・・」ということが、ちょっとだけわかった。
お昼には、貴公子が何と、強行スケジュールを押してスカヤックスを持ってきてくれたので、試乗できて、とても楽しかった・・!ありがとう〜!!
合コンで今日のビデオⅡに不参加のKさんも、お昼にコアに寄っていった。 合コン達人のマッキ〜に、小技を伝授してもらっていたようだ、成果はいかに?!
午後は、粛々とビデオ撮りをして、全員でじっくり何回も見て、講評をいただくことができた。
私は。 とにかく、すっごくすっごく、、考えながらパドリングしているのがよくわかる〜〜(恥)
「考えないで漕げ〜!!」とこれまでも数千回も言われつづけているけど、いったいいつになったらそれができるやら。
でも、自分の姿をビデオで見ることは、自分が「何を意識しているのか(しすぎてるか)」「どこはできているか」、で、「どこはだめなのか」が一目瞭然にわかり、とっても面白い経験になった。前にスキースクールでも同じことしたなあ・・・・。
翌日、ツアーが催行されないことになったので、換わりに久留和でb2を、とお願いしたら、何と受け付けていただけた! ラッキ〜!! マッキ〜の一対一講習だ! これで、平日お休みしなくても、きちんと指導してもらうことができる!
これがどんだけ大変なことだったか・・・・思い知らされます、次の日。
明日何があるか知らない私は、この夜「Dr.コトー」の後編を見て、しみじみ泣きました。。