ツアー変更

ガイドの二人が食事の支度にかかる間、これが夏場であれば、皆でシュノーケリングでもするのだけれど、季節は秋風、特に冷えてきたこの時期、メンバーはマッキ〜が起こした焚き火の周りで暖をとっていた。

そこで、一人で岩場を散策。 よく見ると岩場にはたくさんの釣り人が釣り糸をたれていて、絵に描いたような美しい秋の海だった。 水も底がくっきり見えるまでに美しく透き通り、(ごうさんしょうじさんごめんなさい)絶対、瀬戸内より三浦の方が綺麗だ!と確信。 お国自慢みたいですね・・・・、帰ってきて本当によかった、私三浦が本当に好き、と思った瞬間でもありました。

瀬戸内から帰った直後なので、何となく「ごうさんのご飯をいただいた後は、何を食べてもだめかもね〜」などとマッキ〜にプレッシャーをかける。イヤそうでした、心底。。

今日のメニューは、ハヤシライスとアジア風スープ、でした。 以前私が「コアの食事は鶏肉が多いね」と何気な〜く言ったのを、マッキ〜は本気で気にして、「今回は何が何でも鶏肉は使わない」と決心してのメニューだったそうです。そんなつもりなかったんだけど??
食べ終わった頃、マッキ〜が、海況をじっと確認していたのは見ていた。
そして、ツアーは「この先には進まず、この浜近くをゆっくりして、この浜で終了」とすることとなった。

私がもっと漕げさえすれば・・・! こんな時、私は必ず思う。 

私は、ガイドさんの判断に絶対の信頼を置いている。から、不満があるということでは絶対にないのだ。それだけは強調しておく。
ただ、「でも、私さえもっと漕げれば・・・・・!」
シングルで漕ごうとさえしなければ、難なく越えられる場所のはずなのだ、ここは。 石廊崎なんてもっともっとすごい波だったのだから。

練習する、もっと。 いろんな海況で海に出る、何回も。 そうしないと、ここを越えられない・・・! で、越えられないと、つまんないのだ!

Gのツアーで思ったこと。 もしGで私がカヤックを始めたら、絶対こんなスキルアップは目指そうと思わなかっただろう。それほど、Gのツアーは安定して、無理がない反面、必死でがんばって何かをしたい、、という気持ちをあおりはしなかった。
逗子で、三浦で、伊豆で、コアのツアーのたびに、「私の現状の力では漕ぎぬけられない」という理由でツアーが中断になった。それではつまらないという自分が、いつも思う、「もっとうまくなりたい・・・!」

ガイドさんにしても、スタートしたツアーを中断・変更することをとても残念に思っているはず・・・・今回もだめでしたが、少しずつ越えられるようになりたいので、これから、もう少し、見捨てずに連れて行ってくださいね、マッキ〜・・?