ゆっくりとツアーは進む

ツアー参加者(自艇以外の2名)をシングルに割り当て、ガイド2名がダブルに乗る、という苦肉の策?な艇割りで、とにかくツアーはスタートした。
参加者の漕力を考慮して、とにかく「ゆっくりゆっくり」と、ガイド艇を囲むようにツアーはスタートした。

長浜の砂浜から50メートルも出ると、海上には結構な風波がたっていて、シングルはそこそこ振り回される。ただ、不思議なことに、私には前回のスクールで感じたような怖さが全く感じられず、ショアラインもおとなしく私の操艇に従ってくれているように感じられる。
・・・いけるのかな、今日?? 前回東京湾を漕いだ時は、風波が全くない中で通算14km(途中休みあり、ずっと沿岸)だったけど、今回は城ヶ島のところで一旦外洋に出るし、うみうしのHPによると特にそこいらへんの波はチョッピーで難しいそうなのだが・・・チャレンジだなっ!

できる限り岸沿いに、風の影響を受けないように、と、ガイド艇が心底気を使っているのがよくわかる。 小刻みに、海上で固まって休憩。 岸沿いに行くにも、時には岩礁の間を抜け、とにかく(はっきり言うと)頼りないシングル艇参加者を、守りつつ進んでゆく。
先日のアフリカンナイトで皆で泊まった浜を横目に見、小網代湾の入り口を越え、ああ、どこまで行ったんだろう、油壺を越える前か手前かで(尾上町?)、一旦休憩とし、昼食の浜は城ヶ島大橋の下、となるはずだった。 ここまでの海も、そこそこ結構な波で、湾内で休憩ということで地面を踏んだら、私は心底安心した・・・。