岩地2009-2

穏やかな日曜日、晴れ渡る空、これぞ岩地という海の色!

午前中は多分全く吹かず荒れず、という、私にはうってつけのコンディションで今年の岩地は始まりました。 周りの皆さんは、よすぎるコンディションにかなーり不満そう。 

今年も150艇を越える艇が一斉にスタート!、パドルで海面ががたがたで荒れるのもこれで2回目、でも去年ほどそれに食われることもありませんでした。 遅めのポジションでのスタートは、とにかく、きちんと普通に帰ってくることだけだ目標だから! とにかく、確実に。。

とにかくコンディションがよいため、艇も振られず、思ったように漕ぎ進めることができました。往路はほんとに思ったとおり。 このまま加速もしないけど遅れもせず、一定のペースで一歩一歩! レスキュー班の皆さんはいつも大浜でお世話になっている大御所ばかり、最初から最後まで見守られている感じは本当に心強いもの。

千貫門から波勝までが、とにかく!遠かった!! 波勝沖に監視艇の漁船がいたのが回航点と思っていたらさにあらず、もっと先というのがわかった時には、やや折れそうになりました・・・・千貫門から先はうねりもあがってそこそこいつもの伊豆な感じ、でも、SHORELINEはずっと安定、とにかく進ませるからちゃんと漕いでね、って言われている? 艇との信頼関係はばっちりです。。

やっと、やっとのことで回航点を廻り振り向くと、これまでにないくらい私の後にも人がいて、ややびっくり。 とにかくあとはがんばって戻るだけ!! 岩地の復路は、向かいからの潮流と背中からのうねりが相まって、往路よりスピードが出ません。 私も苦しかったけど、皆さん等しく苦しかったというのは後で聞いたお話。 復路ルートどりも、とにかく回航点から一気に大きく沖に出して、右に振れる波の影響を少なくする方(スキーの人はこれが多かった)、流されるのはもう気にせず、岸沿いぎりぎりまでかまわず流されながら進み、やばくなったら進路を戻す人(あとで写真を見ると、こういう方も多かったらしい)、さまざま。 そしてここで私の課題がはっきりしました・・・・進路調整に手間取っている間に、4艇ほどに抜かれたんですが、私とその人たちの違いはまさにこの進路調整。っていうか、艇のコントロールがまだ私甘いです・・・・

雲見に戻ればそこはいつものうねうね状態、前を行く艇もレスキュー艇も波に見え隠れ、「あと2キロ、がんばれ!」というひげタキさんの声に押されるように、ラストスパートって行きたかったけど、やっぱり艇が流れて流れて、、、悔しい〜!!  

結局、結果はまだまだ「普通に遅い人」でしたが、、、、・・・・自分の課題も見えたので、また1年こつこつ海に出て、来年はもっと「みんなと一緒」に帰ってこられるようになりたい、って思いました。

今回ご一緒くださいました海猿の皆様、レスキュー班としてレースを見守ってくださいました大浜は葉山衆の皆様、久しぶりに再会したたくさんの海の友人の皆様、本当にお世話になりありがとうございました!! また来年もここ岩地でお会いできることを楽しみにしています!