After all

10/26日曜日の、その後のおはなしです・・・・
ほうほうの体でたどりついたのは「大浜」、私のホームはしかしながらその先の「一色」。 普通のコンディションであればその距離はもうぜんぜん大したことないのだけれど、これが荒れると命取り。 さて、ここからどうして一色へ戻ろうか。
確かこれからもう少しあがる予定の潮目だったから、風が落ちればあるいは小磯の内側を抜けて一色堤防内に戻れるかな。 小磯の外を回るのは、UMUS様が一緒であれば不可能ではないけれど、すでにここまでですべてを振り切っている身体にはもうその余裕はない。っていうより、もう勘弁して下さい。。。
大浜の堤防付け根に座って葉山公園下の海を見つめ25分、決心しました。 車持ってこよ。。
パドルと貴重品だけかかえて、浜づたいにとつとつと歩く。 ここ、歩くとほんと遠い・・・・まあ、どんなに遠くても少しずつ歩けばとにかくいつかは着く(って距離ではない)、波打ち際を歩くという無意味なショートカットをしつつ、何とか美術館下、UMUSへと続くスロープにたどりつき、艇庫へ帰還。
一色を出たところでお別れしたUMUSのんびりクラブの皆様は、大崎であの風にあいつつも、向かい風なのでなんとか事なきを得、全員私より先に無事戻られていました。「いかがでしたか?」と声をかける私に「・・・・・・・・」お返事してくださらないAさん・・・・やはりこちらも大変だった模様・・・
カートを持って行って道沿いに曳いて戻ってきます、と言う私をあまりに哀れと思われたのか、UMUS様が一緒に大浜まで私の車で来て下さることになりました。 え、車も運転してくだるんですか、ありがとうございます(涙)
御用邸前で先ほどまで海上でお世話になったS丸さんとすれ違い、浜の入口まで車を入れてSHORELINEを回収、愛車の屋根にくくりつけてUMUSへ戻ると、私が放り出してあったギアが全部さりげなく洗って干してありました・・・のんびりクラブの皆様、ああ、ありがとうございました(涙)・・・
落ち着いているようでやはり普段と全く違う体調、とにかく身体がなめらかには動きません。 動かしてるつもりだけどところどころでがくっと来る。 力が入らないわけでも視力がにじむわけでも頭がふらつくわけでもないんだけど、身体全体にまあ相当なダメージがずっしり残ってる、そんな感じ。 こんな時、本当に艇庫に所属していてよかったと思うし、こうだからこそ私は艇庫に所属することが必要なんだと実感します。 自艇自車積みの方たちはすごいですね、こんな状態で帰ってきても自分で艇を載せて洗って片付けて、数時間の帰路につく・・・・・本当にほんとうに正直な意見を言わせていただくならば、せめて冬だけは、艇庫所属がおすすめですよ・・・・自艇自車積みカヤッカーの奥様達に向けて、声をダイにして言いたい・・・けど・・・・・
シャワーをあがると、何故か3年前のJSCA・DVD鑑賞会となり、未熟な私がさらに未熟だった時代の動画なんか見てへこみました。 うーん、あと一か月なんですけどね。 やっぱやめたほうがいいでしょうか、今年受けるの・・・・
風が上がりきってから出艇された大師匠様が波乗りを終えて戻られるのと入れ替えに、長い長い一日が終わり帰宅の途へと着きました。やはりまだ今日一日学んだことは書ききれませんが、これに懲りず安全に海で遊べるよう、これからも楽しみつつ努力を重ねたい、そんなふうに思う私です。