至福の休日

伊勢エビシーカヤックラソンくらいの距離を移動するとなるとなかなか愛車で行くのもままならず、今年もローズF車に全面的にお世話になりました。 ありがとうございました、ローズFさん&ベルーガさん。 
日曜夕刻6時には世田谷に帰着していたのでそのまま一色へカヤック持ち帰りもありだったのだけれど、夜の高速走行は苦手なもので、贅沢に有給休暇の本日ゆっくり一色へ愛艇を戻しにゆきました。 「無事に家に戻るまでが遠足ですよ」キャンプでよく言われたことですが、私の場合は「自分で自分の艇を持ち帰り、洗ってUMUSのカヤックラックに戻して初めてレースは終わり」。 長距離部分はお世話になることもありますが、ここだけは譲らないように、これからも・・・・

深山の趣あふれる伊勢の海を囲む山々もそれは美しかったですが、秋晴れの朝、御用邸を擁する一色海岸のまたなんと美しいこと。綺麗に晴れ渡る海、やや強めの風、霞む江ノ島伊豆半島。 暑くも寒くもない爽やかな一日。 午前スクールのUMUS様とお客様、艇庫会員Aさんが海に出るのを見送りながらSHORELINEをすみずみまできちんと洗い、ウエアギアもゆっくり潮抜き、強めの日差しできちんと乾燥させました。 ああ、ニャンがここにいたらねえ、って思うのは「猫欠乏症」? SUZUKIYAでお茶とエビカツ巻きを買って、長者の駐車場へ移動、中孝介さんの新譜とSPITZ(さざなみCD)を続けて小さい音で聞きながらゆっくりお昼ごはん。 見下ろす海に、お昼のためUMUSへもどるUMUS様とお客様の姿、漕ぐのはややむずかしめの風の中、優雅に小磯を回り込んでゆく姿をうれしく眺めました。 一色ではAさんがフォワードの練習中。 そうそう、練習は大切です。 

このあと最近行ってないので三戸浜へ久々に。 三戸浜へ入る道沿いの広い畑には大根がすくすく成長中。 豊かな畑を見ると心が豊かになりますね。 にんじん畑もふかふかした葉っぱがかわいらしい感じ。 荒崎方面から強い風で風波が次々寄せる三戸浜に小一時間車を停めて、ぼんやり幸せに雲と波が移り変るのを見続けました。

大げさなものも高価なものも今の自分には必要ないんだな、そんなことをまた確認できた一日となりました。