うみうし出勤(1)

とにかく、疲れやすいんです。 一日はもうあっという間に過ぎるし、用事は途切れず襲いかかってくるし、放っておくとすぐ家は汚宅化するし、でも働かないわけにいかないし。 一応ちらっと書いておこう・・・・専業主婦カヤッカー志望中〜・・・・ふう

ということで、本日から5月6日までの連休に賭けて調整してまいりました。 先週は一週間かけて起床時間を朝5時まで前倒し(就寝時間は22時半)、毎日ストレッチとセルフマッサージを欠かさず、食べるものも健康志向に変えました。とにかくできる限り海に出よう。人が多いのが心底苦手だから、後半は陸で友人とこぢんまりと遊ぶことにして、予報もいい感触の前半、毎日うみうし出勤するぞ〜。

7時にうみうし到着。 閉まっていたF見駐車場のお母さんをチャイム鳴らして起こしてまで車を停めさせていただき、急いで出艇だ! うみうし様もほとんど心配されないくらい穏やかげな海、連休初日で快晴の割に、8時前でも三が下駐車場には空きがありました。 時間が早すぎるわけでもないはずだし休日なんだけど??? 浜を散歩していた初老の男性に「本日の天皇陛下情報(今日まで御用邸に滞在中)」を教えていただき、心配そうに見守っていただきながらするすると出艇。 波なし風なし中潮程度で岩場の間を抜けるのも楽そう。 つりの人が海上にも岩壁にも浜にもたくさん。 いってまいりますー。

小磯の間をゆっくり抜けて、波打ち際をたどります。 実は遊泳禁止区域で波打ち際ダンパーがくせ者の葉山公園下、堤防まわって大浜、長者のお池、長者まわりも自分(ひとり漕ぎ)史上では最もすれすれ航行。 ホンダワラとか隠れ岩とか、なぜか急に一か所だけぽんと上がる海面とか、そんなものも今日の状態だとただただ楽しい感じ。 誰もいないのは、・・・・ご家庭持ち/激務な勤め人には時間が早いんでしょう、たぶん、、でなければ穏やか過ぎでつまんない?!
実家Kアのスクールでよくストローク練習する場所である長者の裏側をゆっくりまわり、そこから久留和に行くにはやや遠周りコースになる長者ー尾が島ライン上を尾が島へ向かう。 波うねりが高いと怖い浅い海も、ホンダワラの間の白い海底をたどりながら漂う分にはものすごくのんびり。 暖かくなってきた海にはかなりの量のプランクトンが浮遊していて、冬の美しい海を知る身にはややさびしいものの、穏やかな海につける文句なんてひとつもありません。赤潮、今年早そうですね。 やだなあ。
尾が島の右側を回って久留和へ向かう。 9時前だととにかくカヤッカーにお会いしません。 港の入口から覗きこむも、準備中?カヤックが浜に3本、人影なし。 ・・・・・つまんないからもうちょっと進もう。

湘南国際村下の海は私が2年前にサーフ講習を初めて受けた場所。 うーん、海底が岩ごろごろなんですけど・・・ヘルメットなしって命知らずでしたね。 久留和港入口付近にある魚用トロッコ跡へ戻って近寄ってみるも、今一つひとりで入る自信なく、近づき近寄りくるりUターン。 明日こよっと。 マーロウ前レストラン(家具やさん?)下の浜はまた砂が少なくなったような? んー。 そういえば実家時代、ワンデーツーリングでここでご飯食べたことがありました。 こんなものすごいちょっとの距離にダブル艇乗って喜んでた時代が私にもあったんですね・・・・・可愛いかったな・・・・
海の底をゆっくり見ながら立石の碑をぐるりと回り込み浜に近づいて、どこに上がろう?、さてどうしよう。 振り向いて空を見まわしてみても、風が出る気配は今のところ全くなし。 早朝から明るく穏やかに曇っているため、まだそれほど日差しも強くなく、あと1時間くらいは風も上がらず安泰な気配、うねり波なし・・・でもこんなところできっぱり帰ってしまうのが結局私。 誰よりチキンで非力&ソロなので、どんな状態でも無理はしません。
 
久留和へ入るとKアスクールにお客様、初めての海が今日みたいな日ならどれだけ幸せだろう、ってここまで思いながら漕いできたので、ちょっとうらやましい。 ゆっくりと一色へ回航。 黒岩まわりの岩の位置、抜け道なんかを確認し、波がないので一生懸命漕いでちょっと沖出し。 柴崎−長者ラインをのらくらと流していると、大浜あたりから次々と出艇してくるシーカヤックがたくさん見えました。 私やっぱり世間より少し早く来ちゃっただけでしたね。 長者すれすれに南下してゆくHゲタキさんグループ(多分)に遥かかなたからごあいさつをして一色湾に目をやると、浜から次々出艇する4艇のカヤック、本日逗子ツアーのうみうし様たち。 よーし追いついてみよう。 海猿ペースであれば柴崎で前に廻り込めるくらいの距離でしたが、しょせん私は鈍足、ツアーの方たちが柴崎水路を散策しているところにやっと追いつくことができました。 うみうし様から一色の出艇状況を伺い、ツアーと離れて森戸へ向うも、何故かここでも浜に上がらずちょっと休憩してすぐ裕次郎灯台−菜島経由で一色へ。 途中TMさん・ONさんとすれ違い浜へ戻るとTKB夫妻が出発するところ。 「もう上がっちゃうの?」ありがとうございます、でも私、もうこれで3時間近く漕いでますもんで残念ですが・・・
ここで漕ぎ止めるのは心底もったいない美しい初夏の海をちょうどあがってきたTMさんと眺め、後ろ髪をひかれつつ、本日の海はここで終了。 だって、まだこれから3日間続けて漕ぐつもりなんだから、、