134号線、夜

21時過ぎ、長浜を出て134号線を帰路につく。 初音から林くらいまで夕方は渋滞するものだけれど、この時間になればもう車なし、暗闇の中快適なドライブ。 立石付近から左手に開ける夜の海は暗く深く吸い込まれるようで、でも穏やかな海面の向こうの海岸線に並ぶ小さな光の、優しさ・暖かい輝き。 海面へ映りこむオレンジ色の光の束が、波間にゆるやかに流れて、戻ってきて、を繰り返す。
最近ふとしたことで手にとったある小説は、このへんが舞台。 見慣れた地名がそこここにちりばめられた恋愛小説は、ローカルにとってはどうもむずかゆいものではありましたが(だって、「長者が崎にある深夜営業カフェ」で主人公が恋におちるんですもん。 それ、、どこ?!って感じ・・・あのマンションギャラリーかな?)、今日この時間帯に134号線のこのあたりを走ってみると、確かに舞台としては江ノ島側にもひけをとらないかも、、って思いました。