雷鳴、大雨、そして夏空。

起きたら6時50分、もうこの時点で今日の負けは決まってましたよ・・・
気を取り直して、とにかく一色へ。 漕ぐ・漕が(げ)ない、一色か長浜か岩地か、は別として、これで1ヶ月間、毎週末海に通ってますー、うふふ〜♪ 海は穏やかなれど、とにかく不穏な空でした。 天気予報に自信がなかったので、葉山公園に「歩いて」向かうと、ばっちりスタンバイした皆猿様方、楽しげにお話される小次郎様もいつもどおりダンディ。 今か今かとPFさんのフリマを待ってます。 かなりのお買い得品が、出るらしいんですよー。
一旦出艇を決意してうみうしに戻るも、艇庫に着いた時点で雨は本降り、雷ごろごろ。 海から戻るのは諦めて、改めて傘さして葉山公園へ駆け戻ると、いつの間にか始まっていたPFさんのフリマ車(シーカヤック用の車・・)から、出るわ出るわ、シーカヤック関連グッズ&アウトドアグッズ・・・・ふと隣を見ると、頭の先から足首、背中にまでフリマ商品を身につけてほくほくな大首領様。 なんとぴっかぴかの自転車(それも折り畳み式・真っ赤なフェラーリ?柄?シール??)まで入手されてました。 うーん、お買い物上手。。 見回せば最近よく会うローズJr.の皆さんの姿。 一人はなんと、この朝久留和から漕いできたそう、お疲れさまっす。
お買い得の嵐も過ぎて、さあ、どうしよう。 頭の上ではとにかく雷大暴れ、降る雨も冷たさ・激しさを増し、地面にスタンバイしているカヤックには雨水が溜まる・溜まる。 仕方なくとりあえず、東屋に避難して雨が上がるのを待ちました。 おやつをまわしてもらって、何でもないことをなんとなーくだらだら、話し続ける・・・ここは、土曜日放課後・体育館裏? 
お昼をYK食堂で、との心づもりで漕ぎ出してきたJr.Tさんの空腹が最高潮に達そうとする頃、やっと雨は小降りに、空も明るくなってきた。 雷もなんとか、どっか行った気配・・・ 出艇準備を進めるみんなの背中を見つつ、どうしてもまだ艇を出す決心が付かない私、とりあえず心配しつつ皆猿様方を大浜からお見送りする、ことにいたしました。 今だから正直に言えば・・・だってまだ、雷怖かったんですもん。。 さあ、出艇、と全員がバウを並べたところで、再び滝のように降り始める雨!! パドジャケなしのTさんは、傘を背中にさして漕ぎ出しましたよー・・・・えーん、なんか、、心配、、だけど、、行ってらっしゃい、気を付けて!!
ぐしょ濡れになってうみうしへ戻ると、やっと雨足も弱まり、少しずつ晴れ間が長者の側から広がって来るのが見えました。 どうやら今度こそ本当に梅雨の晴れ間? じっと空を眺めていると、みるみるうちに、南の方から夏空が広がってきた! ああ、これで海に出ずに帰ってしまうなんて、絶対間違ってるや。 お昼を持ってなかったのでちょっと外出して急いで食べて戻り、あわてて着替え・やっとお昼過ぎ、そっと一人で出艇〜。 海は朝のまま静か・穏やか、さ、どこまででも漕いでいらっしゃい、ってかんじ。 んー。 一人で芝崎越えるのいやだけど、森戸に行ってみようかな。 みんな一番にいるはずだし。 それとも大浜で待ってようかな。 ところがその後、一色湾内をじぐざぐ漕ぐ中で、気づいてしまった密かな故障・・・・小坪後も岩地後も、筋肉痛は確かになかったけど、そう、私、使いすぎてましたねえ、手首。 ある方向に力を入れると、痛いです・・・・(涙) 仕方ないな、ま、いいか、と大浜に向かうと、長者の向こうからTAOに乗った大師匠様とフェーゴ・Yさんの姿。 あの雨の中、逗子から久留和まで廻られたとのこと。 みんな、すごいです。 勇気あります・・・
水平線の向こう、芝崎方面から、小さな点の固まりが少しずつこちらに向かってくるのが見え、その点からパドルの動きがわかるようになり、パドルや艇の色がうっすらわかるようになり、艇の数や位置関係もはっきわかるようになり、Gパの細さの見分けもつくようになって、、おかえりなさーい、皆猿様方! 日本初のカナック夫妻を含め、あの雨にも負けず、無事6艇が大浜へ帰還! ああ、ほんとに、安心しましたよ−う・・・駆けよる、じゃなくってあれ、どう言うのでしょう、駆け漕ぎよる?私。 
一日の漕ぎをロー練で締める皆猿様方を残して、私とTさんはそれぞれの艇庫へと帰還。 今度は私もTさんも、大浜ロー練に参加しないとね! この後の私、艇庫でIっちゃん、さらに帰宅途上で立ち寄ったスーパーSやで、素晴らしい方に出会うことになるのですが・・・その話はまた別の日に。
大首領様、また三浦に遊びに来てくださいね!! 今年は私もぜひGベースにも行ってみたいでーす!