チャレンジ メンテナンス多分2 フルドライスーツ編その1

こんなタイトルがあったことは、本人すら忘れていました、、既に・・・ 以前「1.靴」編をやりましたねー、多分。 本ブログにはインデックスつけてないので、いつだかわかりません、本人にすら。。

さて。。 イヤになるほど間があいた本タイトル、誰も待っていなかった第二回は、不詳私と私の実家Palm同期が、身をもって、1年がかりで実験した(大ウソ)(主にPalm)フルドライスーツのメンテナンスについて書いてみます。 私が現在籍を置いているしーかやっくうみうしは大多数がウエット派のためあんまり用はないと思いますが、他所の同志の皆様・よろしくお願いいたします。 筆者が愛用しておりますのは、Palm社ステイキーンエレメントフルドライスーツ・2005年版、女性用Sです。

(1)「買う前」編

「120%購入する」覚悟がないと、試着すらできないのがフルドライスーツ。 試着=試乗=発注。 ある意味サーフカヤックに等しいものを感じます。 メーカーもデザインもサイズ展開もあわせて、(1シーズンで)全世界に8パターンくらいしかないのでは、という私の印象は、果たしてあっているのでしょうか? 少なくとも、シーカヤッカー生息率が日本一と言われる三浦において、見かけるのはそんくらいの印象を受けます。 多分間違ってるのでどっかで正しい数字を教えてください>ショップ関係者の方

フィッティングで重要なのは肩があってること、というのはどんなスーツも一緒です。 ここがあっていないと、動けず命に関わります。 
首のラテックスがあうかどうかは、購入した自前を上手に切れるか、と同義語なので、試着でわかる範疇ではありません。 購入時のラテックス材質が柔らかい高級タイプのK社フルドライスーツが手に入るに越したことはありませんが、一旦劣化して取り替えれば皆同じS社製になります。 首ガスケットがネオプレーンの柔らかいタイプは、着脱が楽でよい(=素晴らしい!)のですが、多少なりとも必ず水が入るので、もともとウエット派の方がドライ派へ転向した場合あまり気になりません(・・・?)が、一からフルドライ派には許せないことでしょう。
首の高さがあっていないと、着るたびにそこが擦れて痛い思いをします。 試着の時は、リバースやロールをイメージした動きを思う存分やってみることをお勧めします。
ジッパーが後ろについているタイプは、ついてるジッパーに自分の手が届くか、自分で開け閉めできるかをちゃんとやってみたほうがよいでしょう。 購入後ジッパー開け閉めが自分でできないと、いじめられることがありますトイレに行く時大変です。
私のように身長が標準よりずっと小さい場合、アウトドアウエアは何を着てもありとあらゆるところがオーバーサイズで、長さは余るしがばがばという悲哀が付きまといます。 この点、昨年のフィット感あふれるPalm社のエレメントスーツ(女性用)出現は画期的でした。 ただ逆に、ウエストがきっちり絞ってある(=ジャストフィット系)デザインのため、少しでも太ると脱ぎ着に支障が出ます。 太ももの夏太りなどもってのほか。 適切な体型維持にも貢献します。
色デザインを選べないのは、この業界の一番悲しいところです。 色もデザインも素材も、メーカーが「その年度」提供するものでガマンするしかありません。 売れれば翌年、展開が広がったり色数が増えたりする可能性があります。 とはいえ、ゴアテックスに近い感覚の素材使いは一般化しているので、あるものに身体を慣らす(かアンダーを工夫する)ので何とかなります。 ただ、本当に寒い冬の雨の時、ジャストフィットタイプはアンダーにフリースが重ねられないのですっごく冷えます。(←ここで、「何故冬の雨の時に海に出るの?」という質問をするのは、ごくまっとうではありますが、禁句です。。) 

ソックスがついていないタイプはお安いですが、人の身体で一番冷えるのは足先では?!としみじみ思う冬の海。 ここの耐性はほんとに人様々ではありますが、私はソックス付きを心底お勧めします。 冬でも雨でも雪でもビーサンな方が葉山にいらっしゃるとの噂を聞きますので、私が筋金入りのヨワムチなだけ、かもしれませんけど・・・・

(2)につづく・・・・予定。