今日で半年

私のショアライン、進水式から本日で半年を迎えました! ざっと数えると出艇回数は30回(スクール・研修会・ツアー含む)。 うみうしモノとしては全然たいしたことありませんが(どっちかというと、ダメなほうですね)、カヤッカー伴侶のない「ソロ女子」としてはがんばったほうだと思う。

正直に言ってしまうと、とにかく今月は全然海に出る気持ちにならない。 今日も「スクールをキャンセルする夢」なんかから覚めて、アカンアカン、と家を出た。 今日行かないと、ほんとーにどんどん行かなくなっちゃいそうだからね〜・・・・

先週末海休みを入れたおかげで夏にとことん崩した体調も少しずつ戻ってきているものの、とにかく常に鈍い頭痛が抜けず、身体も重い感じ。 一日とおしで漕げる自信も戻らないまま一色の海を見れば、そこには月に一度あるかないかの穏やかな海、うねり・風皆無、優しい陽射し。 一色沖につり船があんなに出ていたのを見るのは久しぶり、でした。 こんな日を一日「スクール」にしていいの?! 繰り返す自問自答。 私でさえ、ルートどりさえ間違えなければソロでもカメギに行ける、かも。 最低でも、ソロ佐島は確実。。 なのに、、一日「スクール」に出る? もったいない・・・・

とりあえずはスクール受付だけして、どうしても行きたければ行っちゃえ、そんな気持ちで、スクール前ウオーミングアップ漕ぎとして裕次郎灯台へ向かう。 柴崎を抜けるこのルートがこーーんなに楽チンなのは3ヶ月ぶり。 こっそりひとり、岩の間でローブレイスターン「もどき」(できる限り岩のそばを巡る)を左右試し試し、一色へ戻る。 素潜りの漁師さんもたくさんいたから、進路には気を遣いました。。

柴崎から遠く海岸を見ると、次々とスクールの人が浜に艇を出しているのが見えた。 ・・・・ここで逃げるのはいかがなものか? そもそも局長に失礼ではないか?? この内なる声に負け、しぶしーぶ、スクール復帰。 スタートから5分ほど遅刻したのは、こんな理由でした>局長

本日のスクールは、「レベルアップ・JSCA検定向け」、そう、私が昨年11月ケガをおして「落ちるためだけに」受けたJSCA検定が今年も11月末に行われるので、それを意識した指導会。 一年経っても全然不安定なロールをはじめとして、ブレイス・サイドスリップも未だ全滅、先々週にはリバースも崩壊してことがわかったので、正直気持ちは思い切り後ろ向き。 うみうしのんびりクラブの方たちが、ゆっくりと佐島方面へツアーに出たのを心からうらやましく見送る。

フォワード、リバース、スピン、サイドスリップ、S字走行、レスキュー、ブレイス、ローブレイスターン、ロール。 それぞれみっちりいちから改めて教わると、自分が何をどれくらいできていないのかが本当にはっきりわかる。 私以外の屈強な4名の男性参加者も、練習を続けるうちにどんどん持てる力を使い尽くして動きが鈍くなってゆく。 真面目にやるストローク練習は、もしかしたら城ヶ島往復に匹敵するくらいの力が必要なのかも。 穏やかな海でのツアーは、結構たいして身体を使わなくても乗り切れてしまうものなのだけれど、今日の検定向け指導会は「身体中のありとあらゆる筋肉を限界まで酷使する」「極限まで身体を廻す」「できないことをとことんやる」という点で相当過酷。。

濡れもの・ロールは最後の指導項目だったのだけれど、15時を過ぎたその頃にはもう参加者全員へろへろで、上がる人のロールも上がらなくなってる始末、、2回セットやりなおしてもロングロールすら上がらなかった私(号泣)、、最近ゴーグルつけてロール失敗したことなかったのに・・・・にー。。

終わってみれば結構楽しい一日でした。 ただ、「教わってできる」のと「自分でできる」のは全然別物で、局長なりその他指導者の方が全然まわりにいない状態で、これらのストロークがきちんとできるか? 一人で思い切った練習ができるか?! 先はまだまだ長く、越えなければならないハードルやら山は、高低含めいろんなところで私の進路に立ちはだかっています・・・・

まだまだ半年、それでも半年。