上下

上下巻に分かれた文庫本、あなたなら一度に買う? 1冊ずつ買う? 私は1冊ずつ派、です。

結果、なかなか手に入らない『透明人間の告白』(下巻)。 「本の雑誌で、「この30年の中で一番面白かった本」第一位に選ばれた!」という大仰なオビのあおり文句ほどではないにしても、結構面白いです。 なんていうか、主人公の醒め具合とオタクな観察眼・・・・ この話がこの先どう落ちるのか、気になって眠れないってことはないけれど、気にはなる。。

探しに行ったその下巻がなかったとある書店で、仕方なく順番を繰り上げて『海辺のカフカ』(新潮文庫版)上巻を購入。 発表直後にちゃんと読んでるので、またこれも続きが気になってたまらん、ってこともないんだけど、改めていろんな発見あり。 ナカタさんのストーリー部分は記憶から丸抜けしてたし、主人公乗った夜行バスに自分も以前初めてのキャンプへ参加するべくひとりで乗ったことなんかを思い出した。 「透明人間」と「カフカ」が頭の中で同時進行してるので、ヘタすると混じって夢に出てきそう・・・・うーん、想像したくない。。

海辺のカフカ』上巻、文庫になっても同じデザイン。 表紙で首をかしげた後ろ姿がかわいい陶器の猫、私の中ではニャンと一緒の「茶のしま猫」だったんだけど、よーくみたらただの茶猫でした。。 人の記憶っていい加減・・・・・だいたい、ニャンがしま猫であること自体、私某所の猫カテゴリーでやっと気づいたくらいですから・・・・

さてと。明日明後日、出艇予定ですが、海はどうなる〜?! 台風は??!!