夕暮れの部

実家・久留和でのシーカヤック活動には、大きく分けて「海の部」と「夜の部」があった。 いろいろ大変だったな、「夜の部」・・・・・(遠い目)、大好きでした「海の部」。

一色・大浜に移籍してきて初めての夏・先日の葉山町花火大会前のひととき、この海岸には「夕暮れの部」があることに気がついた。 

10時一色到着、1時間以上大浜の波と友人のサーフを鑑賞、一色出艇まっ昼間12時、2時間近く漕いで、ご飯食べて昼ビールして話して笑って、一色←→大浜徒歩2往復して完全な熱中症一歩手前だった午後5時前のひと時、ぼんやりと日影にビーチチェアを広げて座りうとうとしていると、一色海岸へのアプローチ降りたところでずっと、静かに奏で続けられるギターの音色。 アコギ1本、途切れそうに優しく続く一本の旋律、そのまた向こうからはジェンベのリズム。 起きているのか眠っているのか、ぼんやりとその狭間で漂っていると、やんでしまったギターの旋律の変わりにパーカションは太鼓(楽器名わからず・・)のリズム・・・・

痛いほど強い夏の日差しが傾き、優しい夕暮れへと移りゆく中、その移り変わりをなぞるように・追いかけるように静かに続く音楽・リズム。 海の家カルチャーはこんなところから生まれ、そしてきちんと生き続けているんだなあ。 そんなことを思いつつ、遅く到着した友人と、再び夕暮れの海へと漕ぎ出した。