朝練(4)

風が強いぞ〜〜!
一昨日から上がり気味だった風、昨日から今日にかけても落ちる気配なく、今朝6時過ぎ一色に入った時には「立派な風波」が4本セットで次々入ってました(涙) 自分の中で、繰り返す自問自答・・・・どうする、今日・・・・

来たからにはでも、出るのが筋でしょう。 先般の金曜日よりはそれでも「まし」レベル、もういいや、あっちの防波堤まで引きずっていって、波をおしりでつかまえる感覚でも・・と思っていたら、そうは行きませんでした、一色海岸。

30分練習〜! 風が吹くとあっという間にサーフゾーンになる一色で「初心者に」一番難しいのは「出」と「入り」、「出艇」と「上陸」。 波に押されず振り回されず、自分のペースでのんびり、ゆっくり・・・できませーーーん! だからこそ、練習、なのはわかってますけど

今日の私がどれだけ甘やかされていたか、はあえて詳しく語りませんが、動画録画&各回解説付き「ひとり」練習、でした。 出ようとする私に、一色海岸を散歩されている方が、「風強いから気をつけて〜(がんばってね)」と声をかけてくださったり、心配げにみつめていてくださるご家族があったり。 先日も同じことを思ったけれど、ほんとうに地域の力がしっかりしています。

「漕げーー、私! もっと!」 一言で言えばもうそれだけ、でした。 そして、「しつこく最後まで見ろ!」 あとはもう、回数、経験、身体で覚える。 自分がきちんとつきあえるサイズの波を見分け、つかまえ、乗れるようになるまで、練習ですね。 ふう。

LONG AND WINDING ROAD、です・・・・

SY先輩もあきれるスピードで撤収し、片付け&着替え。 ほっとしていたまさにその時、一色海岸で「インシデント」発生。 詳細は割愛しますが、クラブハウスにくつろがれていた局長・副長、SY先輩の、目に止まらないほど迅速な対応と的確な救助、その後の対応は、私にとってもういろいろな意味でとても衝撃的、でした。 レスキューの話はもうやまほど聞いてきたし、スクールも受けたし、できないながらも練習はしたし。 でも、風があがって波間に落ちた人・カヤックが見えないタイミングもある、そんな海で実際に、見ず知らず(=経験も装備も不明)のひとを助けるということはどんなことなのか。 目に焼きついているこの映像と、その時々に自分が思ったこと、できたこと、できなかったこと、これから改めてゆっくり考えてみようと思います。 そしてここでも、一色海岸ネットワークのすごさ、確認させていただきました。

クラブハウスをおいとまして12時。 朝早い海は、ほんとに時間がたっぷりでした。 渋滞に一度もはまらず、駐車場で一回も悩まず、そんな楽しいGWもあと2日。

締めの漕ぎは、日曜日朝・・7時に出艇したい、と思っています。