コアの女性スタッフはすごいぞ

tomboy72005-07-30

明日ライフセービング協会の研修があるため、この週末は日曜のB2をやめて今日の「シュノーケリングカヤック」へ参加。 新しく女性インストラクターさん(ダイビングのインスト経験者)がシュノーケリングを指導してくれる、というので楽しみにしていたもの。 
艇庫に行くと、小柄でウエーブロングヘアの女性の後姿、これがくだんのKRちゃん。 いつもはスポーツクラブでインストラクターとして働き、週末だけコアのシュノーケル助っ人にはいるのだそうだ。
正職員としての仕事を平日に持ちながら、土日をコアのインストラクターとして過ごす。 並大抵のことではありませんよ!

本日の参加者は男性5名、私、ガイドはKBちゃん&KRちゃんの女性ペア。 空模様は晴れ&雲量2、って感じの白っぽい空。 海はかすかなうねりのみ。 風なし。 今日からアラスカへ旅立つY口オーナーのご助言で、尾がい&長者が崎でシュノーケリング&ランチ、となった。

今回は、出艇前に「シュノーケリングの基本」を教えてもらった。マスクの正しい装着、シュノーケルの取り付け場所・口へのつけ方、マスクがあわない場合の補正、「髪の毛をはさまない」など注意点、マスクが曇ったときの処理、シュノーケルを使った正しい呼吸法(口のみで呼吸して、鼻は使わない)、シュノーケルクリア、マスククリア。 実際に手順を見た後、実際に足の立つ海岸で以上のことをやってみる。 私はこれらを「スノーケリングガイドブック」(誠文堂新光社)で一応知っていたけれど、文字だけの知識と実際の行動による体験はやっぱり違う。 自己流でできる人はちゃんとできる、けど、「基本をしっかり習った」と自覚(意識)する、ことは、私にはとっても効果的、だった。 ここらへん、シーカヤックの乗り方すら一人で学ばれた方などには、理解できない気持ち、なんでしょうか?

出艇前に、ダブル艇再乗艇の練習もこなしてから、さて、出発。私はGPSの親:HMさんと一緒のダブル艇に配置。いろいろとご相談やら近況報告やらしながら、あっという間に尾が島へ。 尾が島上陸はもう、半年以上ぶり。

当初は、カヤックから降りて、艇を島につないでシュノーケリングの予定だったところ、島まわりの海況や透明度がとてもよいコンディションだったので、島へ上陸して艇を上げ、磯観察&シュノーケリング&ランチ、に。

艇を上げるのに、どうすることか、と心配していると、あっさり。 KBちゃんとKRちゃんでするするとポリのダブル艇を島の上へ。 あまり何気なかったので、ふとびっくりするのを忘れましたが、、以前シングル艇組でここに来て、男性研修生が艇を上げるのに相当な苦労をしていたのを思い出すと、これ、結構すごいことか。 残りの3本の艇も、男性参加者の後押しもあって、あっという間に尾が島の岩の上。 海の女は皆、何気ない力持ち・・・・

KBちゃんがランチを作る間に、KRちゃんの「磯観察講座」。岩につく貝殻や磯の小さな生き物をひとつひとつ指差して説明してくれる。 生態や、どんなところで見つけやすいか、可食かどうか、どうやって食べるか。 知っているようで知らないことがいっぱい。

(つづく)