「やさしさ」を何で量るか

ひとの話を、きちんと聞くこと。
ひとの喜びを、じぶんの喜びとできること。
ひとの悲しみを、じぶんのものと受け止められること。

じぶんの想いを、きちんと言葉にできること。
じぶんの決断に、責任を持つこと。
じぶんが「今」どうしたいか、知っていること。

じぶんの弱さを知っていること。
ひとの弱さを受け止められること。

たとえ「ひとの親」でなくても、このやさしさなら私の中にも確かにある、と思う。
それでも足りない、というなら、そう思うひともいるのだろう、と思うしかない。

幼いもの、伸びゆくものを、愛しく思わない時はない、のに。