これから

tomboy72005-06-10

自艇なしで、どこまでいける? 自艇なしで、なにができる? 

本当なら、5月にはShorelineを手に入れて、三浦で海にでているはずだった。 それが、いつのまにやら「秘境」紀伊長島・古和浦湾にてレッスンだのショートツアーだの。 香川・Gベースにも、今年に入ってすでに2回行った。 ミーティング集合場所で、TO-BEさんに「なんだ、君、とうとうここまで来たか〜〜(呆れ)」「何かやると思ったんだよね(うなずき)」・・・・・ありがとうございます、不肖私の、顔どころか、「シーカヤックと旅」へどんどんはまりつつある傾向まで覚えていただき・・・・・

自艇と艇庫のある「ホーム」グループを持たないと、この「人の繋がり」がすべての起点になる。「私はこういうことをしたくて、何かをつづけてます」「みなさんとお会いできてうれしい」「どちらからいらっしゃったのですか?」「またお会いしましたね」「ここではこういうことを楽しみにしてきました」「今までこんなことがあったんですよ」「今回はこんなことが楽しかったですね」「こんなおいしいものがあるんですね」「こんなことしてみたいと思ってるんですが、いいとこ、知りませんか?」「次は一緒に海(山・川・湖etc)へ出ましょう」「今度はこんなことをしてみたいですね」「楽しいことがあったら、連絡してくださいね」「次回もぜひみんなで一緒に!」 ・・・・・知らない土地の、知人ひとりいないイベントへ一人で参加した前回の試乗会で、こんなコミュニケーションからどんどん知り合いの輪が広がり、今回のミーティングへと繋がった。 引っ込み思案の壁の花OLを長期間続けていた私とは思えない、楽しい! 嬉しい!!

人の繋がりは、コミュニケーションの積み重ねでしか「作る」ことも「つなげる」こともできない。 相手がどんな人なのか興味を持ち、相手の話を聴き、その中から自分の興味を探し出し、自分の話を重ね、お互いの興味へと話を進める。 中味なんて、なんでもいいのだ、何も海辺だからって海の話ばっかりする必要ない。 常々に密なコミュニケーションがなくても、イベント毎の時間がつながっていれば、お互いがそこに来るまでの話をぽつぽつしているだけで、もう、どれだけ夜の時間があっても話足りないくらい、だろう。

ここにたどりつくまでに、各Outfitterのガイドさんには本当に助けられた。 始めはコアのK下さん&Aだっち。 次はGのごうさん・Sさん。 後見役がNZはRさん。 どなたも常に「ここでは楽しんだもの勝ちなんだから、考えてないでただ、楽しみなさい」と、私の背中を押してくれた。 「こんなことしてもいいの?」「こういう時どうしたらいいの?」「どうしたらいいかわかんなくて困ってるの・・・」 初心者が不安に思っている時には、時に手を出し、時にはさりげなく話の輪に入れ、時に手を差し伸べ、支え、いつの間にか考えなくてもどうしたらいいか、しっかり自分でこなせるようになるまで見守ってくれた。 本当に、ありがとうございました>諸氏!

さあ。 これからは、どこへ行こうか。 「全国シーカヤッキングマップ55」なんかを見ながら、次に想いをはせている。 いろんな人に助けてもらってここにたどりついたのだから、これからは誰かの役にたちたい、そんな気持ちも膨らむ。

自艇はない。 でも、 どこまで行けるだろうか? 何ができるだろうか? 
やりたいことは山積みだ。