『「KING of 廃墟」−軍艦島−』

軍艦島。 長崎県にある、廃坑となった炭坑の島、正確には「端島」。

昨日は、この島の現在の映像を納めた『「KING of 廃墟」−軍艦島−』のDVDを、やっと購入した。 しかし! 愛しのテントが届いていたため、それをいじくりまわして、一緒に寝て、すっかりDVDは後回し・・・・・

ということで、これから観て、感想を書きます。
軍艦島って何?」って方は・・→ http://www.interq.or.jp/cool/unya/gunkanzima/welcome.html
DVDはこちら・・→
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002MOLDS/qid=1116423045/sr=8-1/ref=sr_8_xs_ap_i1_xgl/250-3181207-1007416

「廃墟の聖地」軍艦島
初めてこの島を知ったのは、BRUTUS・2003/8/1号「日本の76島・楽園の島へ」。
シマダスを手にするにはまだまだ素人な私にとっての、「簡易版シマダス」。
(決して「隠れ廃墟マニア」ではありませんので、念のため。)
この雑誌に、島の外観写真が見開きで掲載されているのだが、その姿が、どうしても忘れられなくなった。

で、DVD。 
なんだか、ものすごいものを夜一人で見てしまった・・・そんな感じ・・・・。
「廃墟」には独特の力がある。 さらに「島」。まわりを囲む「海」。 島内建物のなりたちと、それらが30年間放置された後の姿。 残された「モノ」。 確かな「生活の跡」、そして「打ち捨てられ続けた時間の重なり」・・・・・・・

上記URLとDVDをまとめて見るともう、、まずいなあ、取り込まれる寸前? 閉山となった昭和49年にはもう、自分が十分物心ついてた、なんてことも影響しているんだろうけれど。

軍艦島の向こうに沈む夕陽。 それが水平線の下へと沈み去り、あたりがとっぷりと暮れはてても、軍艦島には二度と灯が燈ることはない。

夢に見ませんように・・・・・いや、夢でそこへ、入り込んでみたい、のか?

心惹かれた方は、どうぞDVD購入の上、ゆっくりご覧ください。 「屋上庭園」で、お会いしましょう・・・・