にょき

GW明け。 東京駅まで出るのはひさしぶりだ。 いや、、6日も出勤したけれども、何故かこれに気づかなかった。 東京駅前丸の内側、東京中央郵便局裏に、また一本高層ビルが・・・・

確か、連休前には基礎から10階くらいまでしかなかったはずのビル建設用地に、○ビルと同じくらいの高さになったビルが忽然と・・・・・「にょき」

なんとかパネル工法というのだろう、とにかく、基礎と骨ができてしまうと、ガラができるのが最近の高層ビルは滅法早い! こんなので、絶対来ると言われる大地震に耐えるのか、どれだけ物理的な説明を受けても、正直素人はなかなか納得できませぬ。

そしてまた、思うのだ。 こんな建物、誰が何のために必要としているんだろうか・・・・? もっと低層で、皇居を囲む自然をじょうずに借景するビジネスタウンだって、計画できるはずなのに・・・・・ 

ここ5年くらいの間に改装リニューアルされた大手町近辺の中堅ビルのすっかすか具合を見ていると、この街に勤め続けることも、この会社で仕事をし続けることにも、消せない確固とした不安が降り積もり、積み重なってゆく。 ・・・・・自分の手には、何もないくせに。