シーカヤックの速度を知る・・・そして、自分の性格も知る

大海の表面を漂う、手漕ぎボート・・・それがカヤック。 多分相当速度はゆっくりなんだろうとは思っていた。 でも、実際これを車に置き換えるとどんなもんか。 今まではっきりとは知りませんでした。
HMさんに教えられて、とにかく進行方向と速度が表示される画面を出しつつ、ツアーへ出発。 はじめは海を見るよりGPSの画面を気にしてちらちら、いえ、じーっと見ながら漕ぎ続けたところ、・・・・酔いそうになりました・・・・バカ。
気を取り直して、岸辺の景色を見つつ、穏やかな海を楽しむ。 で、そのついでにちらちらとGPSを見ると。 私(シーカヤック歴8ヶ月・女性・非力・艇はNORTH SHORE :SHORELINE)がのほほーんと漕いで時速4〜5km弱、「おお、こんなに遅いのかい」とちょっとスピードを乗せたつもりで時速6km程度、「えー、もっと速く漕ぎたいなあ」と真剣味を増して漕ぎ漕ぎしてみても、時速7kmに・・・いかない・・・・。

速度が「数字で出る」と、人間は割と「ムキになる」ものです、え、私だけですか?
今回のツアーはツアーリーダーKBちゃんの後を追っての、楽々進行だったので「どっちに行くか」に悩む必要はない。気をつけなくてはならない網も、事前に彼女にチェックしていただける。 となると、俄然私は「速度をとにかく時速6kmより落としたくない・・!」という気持ちでがっしがし漕ぎ続けてしまった。
こうなると、ツアーはリーダーと私がいつの間にか残りメンバーを取り残してぐんぐん進み、はっと気づいたKBリーダーが「ちょっと休みましょうか」と私を止める、、というシーンが何回も。 GPSオーナーのHMさんと、もっとお話しながら漕ぐはずだったのが、私の「自分勝手モード独走」・・・・・。もうお一人のツアー参加者・Oさんも、心なしかお疲れのように見えた・・・・えーん、すみませ〜〜ん。

今回ツアーが一緒でなかったMKさん・KZさん・IGちゃん、そしてスタッフ頭MKが一緒だったら、きっと平均時速7kmは越えたな〜、、なんてこともわかった。 私、11〜12月は本当に「漕ぎ漕ぎメンバー」に囲まれていたようです。 身体、壊したわけです(涙)

翌日、「時速6キロってどんなもん?」と、愛車ヴィッツで試しにスーパーの駐車場を走ってみると。・・・なんとAT車クリーピングの速度と一緒でした。小さい子供さんの歩く早さにも満たないです。 ・・・お、そーーい! いやー、これで30km漕いだ私って、すごかった!かも。。