南風、吹いて

咲いたばかりの桜がもう散ってゆきます。
職場がこの地に移って初めての桜の季節、どこに桜の木があるのか、花が教えてくれています。

午後2時間以上かかった委員会のあと、疲れをとりに同僚と珈琲スペースで話をしていたら、彼女も震災後ずっと、震災鬱みたいになっていると打ち明けてくれました。 ほんとうにたくさんのひとが、みえないところで深く傷ついたままなのだ、ということを改めて実感しました。

普通であり続けることを目指そうと震災直後から思い、そのように書きつづっていますが、正直、震災以外のいろんな要因も重なって、私自身もつらくてたまらない時が多いです。 海の透明度が高い時、かなり深い海の底までがカヤックから見えて、魅せられるような、限りなく恐ろしいような、不思議な気持ちになることがありますが、先週末Cocoon状態だったときには、ほんとにああ、あのボーダー越えると、ちょっと違う世界に行ってしまうに違いない、という線がくっきり見えていた時がありました。 今はちょっとましだけど、これからくる「終わりの季節」にどこまで自分が耐えてゆけるのか? ちょっと不安、、です。 

久しぶりの余震でいろいろ怖いこと思いだしてしまい、深夜、こんなエントリー、になってしまいました。
明日はもう金曜日、時の経つのはとても早いもの。 震災後一カ月もすぐそこに来ているのですね、、