どこまで続く・・・

ひとり漕ぎの日々〜。
ということで、今年4回目の海も、うみうしからひとり出撃いたしました〜。
午前中は穏やかな海予報な本日、うみうしにも春風到来、スクールに女性のお客様がたくさんみえるとのお話に、とにかくその邪魔にだけはなるまいと急いで出艇。 NT式シーカヤックキャリーが2機も復活していて、浜まで艇を運ぶのが夢のように軽々楽ちん。 ありがとうございます、うみうし様&これ作ってくださった方々。。
午前中でさくっと上がる予定なので、まずまっすぐ小磯沖を回して尾が島へ。 最近堤防側の隙間を抜けてゆくことが多かったので、ホンダワラも成長したこともあって沖側航行にやや緊張するも、適度な水深があって問題なし。 穏やかなやさしい海を堪能しつつ、長者沖、ウミウがぎっしりの尾が島、越えて左折、久留和へ向かいます。 遠くに実家Kアのグループと思われる方たちが長者へ向かうのに、とりあえず誰だかわかんないけどハンドサイン送ったらお返事してくださいました・・で、、イントラさんはどなただったんでしょう・・・(ごめんなさい)
久留和へ向かうのはかなり久々だったのですが、穏やかな向かい風を楽しみつつ漕ぎ漕ぎ、と。 ・・・で、思ったのが、久留和港の入り口って昔からこんなに浅かったでしたっけ? 堤防と黒岩の間、あれくらいだとかなり浅いような、波が上がると怖そうな感じがしました。 単に、スクール生だったヒヨコ時代には気付かなかっただけなのか、偏光サングラスの性能がいいのか、それともただひとり漕ぎの緊張感がそう感じさせた&見せたのか?! とにかく漁船が入るのにこれで大丈夫なのかしらんとかすかな不安を抱きつつ、たぶん半年以上ぶりの久留和の浜では、私が初めてのシーカヤックスクールで教えを受けたイントラさん:Aっちが7名の生徒さんに「スプレースカートはこうして・・・」「もしひっくりかえっちゃったらこうして・・・・」と熱血指導中。4年前は私もああだったのねーー、、しみじみ。 で、4年もするとこうやって自艇でのこのこよその浜からやってきて、スクールを海から見詰めるようになるのね。うみうしだって今頃6人の生徒さんが海に出てるもんね、と、ホームを思いつつ、風が上がるのが何より怖いもんだからスクールの出艇を待たずにくるりとUターン。 もちろん、上陸だってしません。 だから後あと疲れるのかな・・・
さて振り向いて、気持ち江ノ島目指して長者へ帰路につき、さて目を上げれば、うわ。。 伊豆半島の上の雲足(漢字は「脚」が正しい?)、その早いこと早いこと!! 今、私の周りではまあ、吹いてるけれども涼しく心地よく、うねってるけど艇を押してくれて楽ちんな程度の海だけど、あれ、どれくらいでこっちに来るのかしら。 とにかく急いで「大浜に戻れるはずのとこ」まで、帰りましょう! この時、一昨年6月、KM師佐島ツアーで言われた「漕いでるときは、常に後ろも見よう!!」のセリフが頭の中に響いていました・・・・
怖いと意識するとスピードを上げる。 私的ダッシュのペースだと久留和から大浜まではもたない実績があるので、気持ちハイペース(海猿基準だと鈍足以下だけど)、ホンダワラの切れ目と思われる場所をさぐりつつ進む。 けど、尾が島周辺のシュノーケリングポイントはきれいだから見ておきたいし、うむー、、と進路をふらふら変えつつ、でも急ぎ足。 長者を越えてヒデキまわりのホンダワラ群をよけて大浜・・アプローチしようかなーと思うも、ここから見ても誰もいない感じなので本日はパス、小磯沖でこれから南へ向かううみうし艇庫会員さんたちにごあいさつをして、浜を見るとどうやらスクールの生徒さんたちが出艇中。 今日はうみうし様とリストラル白様おふたりがイントラ出撃、、少しだけ勇気が出たので、風が吹いても何とか戻れそうな真名瀬方向へ、できれば森戸に行こうかなーと思いつつ水路を見ると・・・・最近よく見かけるダイビングの生徒さんと思われる人がそこここに。 んー。 これよけて沖から森戸行くと、結構振り回されるかも。 帰りなんかもっと怖いかも。。 今一つ冬モードが抜けず長時間漕ぐ気持ちに欠ける私、ソロだし、風上がりそうだし。 くるりっとまわって一色帰還決定。 スクールの皆さんのそばまで戻り、うみうし様に久留和と真名瀬の状況をお知らせして、一色堤防、休憩・・・でも、もう少し物足りない・・ということで、小磯の内側抜けて葉山公園側へ抜け、小磯をぐるっと回って・・・あれ? ふと振り向けば、さっき南へ行ったうみうし会員さんたちが戻られていました、、やっぱり早いですねー! とりあえず、先に上がる旨お話して、無事2時間半のひとり漕ぎ、終了。
艇庫にカヤックをあげるとそこには大師匠様、お久しぶりです。。久し振りに海を堪能して、なんか幸せで泣けましたという話をして、笑っていただきました。いや、そんだけなんですけど・・・ 
大師匠様が緑のスキーをかついで浜へ向かい、南へ行ったうみうし会員さんたちも艇をあげたと思ったその時、来た来た風が!! みるみるうちにざわめく海面、沖にとぶ白ウサギ! 私がさっきまでいた海はどこ?!! 春の突風、やっぱりこう来たか〜・・ああ、森戸に行かなくてよかった・・・
今日はやっぱり短い時間しか海に出られなかったけれど、厳寒期より海へ向かう気持ちの流れがスムーズになってきました。 月2回以上のペースが作れるのは、もうちょっと先、かな?