ガンバレ、ワタシ☆

海の上にいたのは、たった2時間程度。 マイ海人生(言い過ぎ)の中で一番疲れました・・・

午後から夕方にかけて、その3倍くらいうだうだしてたのに、帰宅してもパソコンすら開けず、昨日のエントリーは、お布団の中で携帯から打ちました・・・・

さて。 金曜日、覚悟の早寝22時就寝をへて、土曜日朝、一度6時に起床するも再び二度寝、8時前にあわてて車を一色へ。 到着すると、すでに何やらにぎやかなクラブハウス(上階)。 ・・・・正直に言いましょう、高校時代の科学部物理班部室を思わせる、うみうし局長パソコン前、でした・・・

午前中プチスクールの局長&お客様を見送って、本日はとうとうほんとの「一人出艇」!! そう、誰も何も教えてくれない「ひとりだけの海」で、、『突風にあおられ』に。。 昨日からずっと吹いている風は、私にとっては初めて意識するオフショア、それも、コンスタントに吹かず、狙いすましたように「油断している時に」三が岡から吹き下ろしてくるのでした〜〜。

カートで浜にうちの子を出す。 まあ、これは大丈夫。 よいしょと艇をおろすと、そこに突風。 あおられるうちの子! 転がらないけど、廻る廻る。 そう、なんたって総ケプラーカーボン・非力で鳴らした私にさえ持ち上がる超軽量艇、転がるんじゃないかと心配する私の前で、必死で風に耐えるうちの子! 砂を浴びながら、新しいPalmのPFDを必死で調整するオーナー、、ちょっと哀しい図??

んなことしているうちに出艇だけで30分以上かかってきたので、あわてて艇に乗り込み、今日これもお初の「REED」スプレースカートを装着・・・しようとするんだけど、これが堅いのなんの〜。 私の非力を知るY角ITが「Pドルコースト製はOさんには無理」とあえて売ってくださらなかったお心遣いも、今日ここで無駄になるか、とちょっとブルーになるも、必死でなんとか装着。 ・・・これ、沈したらはずれるんでしょうか・・・・海上ではめ直せるんでしょうか・・・・

うちのこのハルがキズキズになるけど、相当砂浜上からずーるずーると出艇〜。 そう、幸いなのか、、今日の一色にはあの独特のうねりはない。 海に出るのはらっくらく、でした。 でーー。

突風なんです〜! 必死で御用邸側へ200メートルくらい渡ろうとするも、そーれとばかりに左手側から突風が(涙) だって今日、、私一人だしっ。。
怖かったですー。 うねってないんだからもっと岸べたに行くべきなんだけど、今日は大潮、すでにかなり引き気味の浜にささるのイヤだし、一色は急に深くなる浜なので、こけたからって脚がつくとは限らないし〜〜。 恐らく、浜を横断するのに5分とかかってない間、まあ、私がどれだけぐりぐりといろんなことを考えてたことか。 人は考える生き物だけど、海に出る時くらいもっと「身体モード」で行こうよ、、私・・・。

はうように辿り着いた防波堤側から、もう一切出られません。 こちら側にいれば、オフショア風は「向かい風」なので、怖くはないんです。 ただ、来た方向へ回り込めない・・だけで。

なんちゃって自主ストローク練習。 先日心に誓ったロールすら、やらず。 ほんのり「船酔い」状態に・・何故・・・?

とそこへ、どこからか、プチスクール中の局長が、お客様と共に出艇する姿が。 あわてて「駆け寄る」私とうちの子・・・・

結局、Hさんのご厚意もあり、風の中での漕ぎを一緒にご指導いただきました。 横風、後ろからの風、斜めの風。 「推進力のない時の艇が一番危ないんですよ」、はい、そのとおりっす。 封印されたはずのリバース&ラダー入れまくりの私、いったいいつになったらY角ITの教えを身につけるやら。。

菜島へ向かう岩場の辺は、ちょうど風がおちて「穏やかな湖」状態。 海中にこんもり繁る海草の上に、ちらほらと浮かぶ桜の花びら、三が岡の山からはウグイスの声。 ああ、ここにずーーーーっといるなら、天国なんだけどなあ。。

がんばって、浜に帰りましたとも。 風に吹かれてもとにかくスイープ、途中でやめずにぐーっとスイープ、右手に力を入れすぎず、シャフトを握りすぎず、身体で艇を廻しましょう。 往路の斜め後ろ、後ろからの風よりはどれだけ楽だったか。 ・・・・上陸したあとで思いました。

上陸すると、入れ替わりに副長がミストラルで出艇。 この突風の中で、菜島へ行かれるそうだ。 うーん。 私もあそこの岩場から出られないとか叫んでないで、いつかちゃんと付いていけるようにならないと。。。(・・迷惑?!)

艇上げも艇洗いも、ひとりでちゃんとできました。 シャワーから上がったらもう、クラブハウスから動けません(涙) 次々と、Yさん、隊長が到着するも、根が生えたように床にへばるへなちょこ・私。 これからどうなる?!

この後、出艇されていた大師匠は、隊長とプチレースなどされていたらしい。 うーん、見たかったなあ。 そして、サーフスキーを転がす突風っていったいどんなだったのでしょうか。

いつも賑やかなうみうしクラブハウスは、この後JGさんがビデオ編集に見えたり、私の大切な友達が久しぶりにやってきたり、とさらに賑やかでした。

☆局長によるうちの子の課題☆
「Oさんの体重ではすでに浮きすぎていて、横風で吹き飛ばされている。 バラストを入れるべき。」
これを聞いたSY先輩が一言、「Oさん、もっと体重増やしたら?」・・・絶対イヤ!! ちゃんちゃん。