出会い

昨日の白子海岸は、雲ひとつない空から降り注ぐ、初夏を思わせる太陽の光。　オフショアの風が波に向かって斜めに吹きつけ、大会の間中波のコンディションは結構悪かった。（「ここ、良かったこと一度もねーよ。」 by M　）　うねりはまだましだったように思うけれど、波が来ない、か、つぶれてる・・・（涙）　見てるだけだったからまた特に、そんな風に感じたのかもしれない。　乗ったらきっと、結構イヤーな海でしたよ〜。。

そんな中でひとつの出会い。　

私の大のお気に入りサングラスident（SWENSの山本光学製：http://www.yamamoto-kogaku.co.jp/ident/index.html）。　カヤックに乗る時にはこれなしでは海に出られないと思っているどころではなくて、最近は海岸も歩けません。。　暗い曇り／雨、夕暮れ以降以外の時は、もう必ずかけてます。　「偏光」サングラスとしての紫外線カット性能だけではなくて、サングラスのフォルムによりサイドからの光もカットしてくれること、光以外にも海水（波や飛沫）や浮遊物から目を護ってくれること、フレームをつなぐゴムバンドがついていることから、少々大きく動いたところで海底へ落下する恐れが少ないこと、浮きがついてるから（きっと）落としても浮いていてくれること（ヒデキに巻かれた時も着用！）、平日日中使っている某所で気合入れてあつらえた眼鏡（6万円相当）に勝るとも劣らない素晴らしく軽いフィット感、・・・・ある一点を除けば、心底！お気に入りのカヤックグッズ。。　そうですね、そのお気に入り度、順番としてはATパドルの次でしょうか。

大会の間中identをかけ続け、クロージングで全員が集まったところ、なんと私と同じタイプのident（Polarized Lens Model/Margaret River）を首にかけている人がいた。どうやら出場された方らしい。　ident、実はまだあんまり世間には認知されていないので、シーカヤックの世界ではマイナー。　だから、同じのをかけてる人がいる、っていうのがとても嬉しかった。

帽子を脱いだはずみでサングラスを飛ばして、拾おうとしていると、なんとその人が「同じサングラスですよね」と話しかけて来た！　「どこで買ったんですか？」　チェックはオッシュマンズ、購入は白浜マリーナ通販、と言うと、「＊＊＊＊でも最近取り扱ってますよね」「使い勝手どうですか？」　・・・・・？？　なんと！　山本光学でidentを実際に開発した方、でした！！

あまりお話する時間がなかったのだけれど、私がどんなにこのサングラスが好きで、海で助けられているかを熱く語っちゃいました♪　「ある一点」＝「女性が使うにはゴツすぎるデザイン」についてお話したところ、「今年は男性用のみの開発だったんで、よくわかってたんですけど・・・すみません」　

これまでもfinetrack・NANOKと、メーカー開発側の方にお会いすることがあったけれど（finetrack familyはいいですよ〜）、Ｇのツアーキャンプ先やＧの販売会場ではない、プライベートフィールドでお会いするのは初めてで、なんだかとっても嬉しかった。　道具の製作者の方に直接お会いする、って、ほんとはこんな感じなんですね。

語りきれないサングラスへの賛辞と「来年はぜひ女性用を」という希望を伝えて、その人とはお別れした。　ident、取り扱い店舗があまりに少ないので、正直なところ今後のメンテナンスが不安だったんだけど、お話したことでWEBサイト経由で相談すれば全然大丈夫、ってこともわかった。　やったね。。

私の道具バカへの第一歩、本当は昨日始まった、のかもしれません。

＜追記＞
今identサイトをじっくり見たところ、取り扱い店舗激増！！　それなりに高価なので爆発的には売れないかもしれないけど、サングラスに悩んでいる方はぜひ一度試着されることをお勧めします！