B3:サーフ練習

久しぶりのスクール:B3。 気温7℃、水温16℃、という寒さの中、今日のスクールには私を含めて4名の参加者が集まった。 Kさん、Nさん、Oさん。 もう何回もスクールやツアーでお会いしたことのある人ばかり。 もう自己紹介も必要ない!? 海に出た回数が最小のOさんで、「20回くらいかな・・?」 もう立派なベテランばっか。。インストラクションは山口オーナー、KNさん、KBちゃん。

今日の海は、冬らしい澄んだ空の藍色を写してそれは美しく透き通り、海岸の真正面に、真っ白な雪を抱いた富士山がくっきり見えた。 ああ、ここでカヤック始めてよかった♪ 陸地で風があまり感じられないのに、何故か久留和周辺だけにランダムな三角波がたっていて、そこそこいろんなところで中小のサーフがたっていた。 わー、ちょっと漕ぎにくそう・・・

身体が本調子に戻ってから初めてのスクールだったので、念入りにストレッチをしたりその場跳びをしたりして、身体を伸ばし暖める。 ここのところ毎日夜寝る前に30分ほどストレッチをしているので、身体がよく伸びるのがうれしい。 もっと前からちゃんとこれをする習慣をつけておけばよかったんだなあ。

今日のB3は、サーフ入門。 まず身体慣らしに尾が島を目指して漕ぎ出した。 山口オーナー艇の後についてそこそこ荒れ模様の海を進んでゆく。
「身体がちゃんと動く」って、ほんとに素晴しい!! フォワードストローク時に身体がきれいに廻り、ブレードがしっかり水を掴むおかげで、艇が素直にまっすぐ進んでゆく。 身体が反射的に必要なスターンラダーや左右ローブレイスを入れてくれるので、バウをそれほど振られる ことがない。 そして何より、今日は「海」と「波」が見えた、のだ。 どっちからどれくらいの波がどんな順番で来るか。どこで「力を入れ」、どこは「波に任せる」か。波に向かって進む時だけでなくて、追い波の時でも身体が後ろまで廻るおかげで、おおよそどっから波がいつ来るか、がわかる。 おかげで、去年終わりごろのように、気持ちを持っていかれておじけることもなく、確実にストロークを重ねてゆくことができた。 ・・・風がなかったおかげ、ですね。。
久しぶりのパドリングハイ! テンションが上がることが効を奏して、さらにパドリングのノリがよくなったことで、とてもよいイメージでサーフゾーンのある長者が崎へと到着することができた。

普段であれば昼が近づくにつれ波と風が上がってくるのだけれど、今日はどうも「落ち着いてしまう」日だったらしく、いつもならもっとたっている、というサーフもかわいらしい白波。 皆始めは岩場付近を避けていたけれど、どんどん内側へ入って波を待つ。 ビビリの私は50センチくらいの波でこっそりはしっこで練習。 波に押されてから艇のスピードを上げて、波に艇を直角にしたまま波のエネルギーで直進、するのがサーフの基本。 けれど、波の頂点で艇が廻ってしまうことで、どうしても左右どっちかのローブレイスで波を押さえながらバウをまわして、艇が倒れないように保持しつつ回転、っていう形になってしまう・・・・オーシャンロデオってこれのすっごく難しい形をやるんですよね? チャンピオン・けむたまさん・MK,すごいです・・・・
結局、私一回「なんちゃって」サーフを経験したのみだったが、波の頂点に乗って艇が廻ってもあまり慌てなくなったのは収穫、、でしょう。 他のメンバーも、わかったような、わからないような、、って感じで(波が小さすぎたから)午前中のサーフ練習は終了、となった。

久留和へ帰る途上、また波が多少難しい形になっていたけれど、今日の私は全然おじけることなく遅れずさくさく楽しく進み、あとでKNさんに褒めていただきました、、嬉しい〜! 

今日は故障明け、という言い訳でスクール参加は午前中だけだった。 おかげで「もうちょっと海に居たいな」という気持ちと身体に余力を残して、楽しく楽しくスクール終了。 
景色を楽しみ、ストロークの経験を増やし、新たな「ワザ」を教わる。 ふと目を上げると、真っ白な雪を被った真っ白で大きな富士山。 美しい空とガラスのように透明度を上げた美しい海。 漕ぐことが、海の上で波とたわむれる(振り回される?)ことが、こんなに楽しかったんだ、ということをやっと思い出すことができた、嬉しい一日(半日?)だった。 終わりよければ次も良し? 次は来週日曜日16日の江ノ島ツーリング。 風と波がたちませんように。。 暖かく晴れますように。。